今年も11月になりボジョレーヌーボーの解禁の日が近づいてまいりました。
ボジョレーヌーボーといえば毎年秀逸?なキャッチコピーをつけてその話題をさらっていきますが、2020年の出来栄えはいかほどなのでしょうか。
こればっかりはまだ発売日が来ていないので実際に飲んだ人がおらず、原料となるぶどうの出来がどのぐらい良くて、どのぐらいの品質なのかということから推し量るぐらいしかできません。
一部にはボジョレーヌーボーはまずいと言ってる方もいらっしゃいますが、そもそもボジョレーヌーボー自体が、フランス・ブルゴーニュ地方にあるボジョレー地区のことを指していて、そこで作られた新酒のことをボジョレーヌーボーといいます。
ですので、どこか特定の醸造元がい作ってい一社で作っているわけではなく、その地域の様々な醸造元が作っているので、値段も品質もピンからキリまであるというのが実情なのです。
そういった事情から、「ボジョレーヌーボーがまずい」ということは一概には言えませんし、年によって出来が違ったりしますので、そういった点も加味して考えなければなりません。
ボジョレーは高いし不味い?
冒頭でお伝えしましたように、高いかどうかは醸造元によりますし、まずいかどうかというのも醸造元によります。
もちろんワイン通の中には、「いや~、僕はブドウの品種はピノノワールがいいな~」とかいうこだわりを持った人もいらっしゃるかもしれませんので、そういった方にはぶどうの品種の問題でボジョレーの味が合わないという方もいます。
そもそもの話ですが、100人いたら100人が「美味しい」あるいは「まずい」というような食べ物や飲み物はなく、絶対的な普遍的な味覚というものはありえないのです。
人によって味覚の鋭敏さは異なりますし、喫煙歴なども関係していきますし、個人の好みによるところが大きいのです。
賞味期限はいつまで?
賞味期限について解説する前に、少し必要な前提知識ををのべますので、お付き合いください。
まず、ワインは使用しているブドウの品種や、醸造方法、保存方法などで飲み頃は違います。
そして皆さんも、今まで聞いたことがあると思いますけどもヴィンテージワインなどは何年ものとかあったりして、寝かせた方が美味しいし価値があるのではと思ってしまいますよね。
これは半分正解で、半分不正解です。
というのも、ワインには長期熟成タイプと早飲みタイプの2種類があり、ボジョレーヌーボーに関しては「早飲みタイプ」になるからです。
ですので、去年のボジョレーヌーボーを飲もうと思ってもまずくて飲めたものではないので、そういったものを飲んだ人が「ボジョレーヌーボーまずい」というアンチになっていった可能性も否定できません。
そしてその早飲みタイプのボジョレーヌーボーに関して、よく言われている飲み頃(賞味期限)というのが「できれば年内、遅くとも翌年春まで」です。
ちなみに今年の出来栄えは?
ちなみになんですが、毎年いつが最高傑作なのかわからないくらいのごまかし・・・、じゃなかった(笑)、秀逸なキャッチコピーをつけるボジョレーヌーボーなのですが、今年はどうなのでしょうか。
この記事を書いている2020年11月5日現在では、キャッチコピーについてはまだ不明なのですが、出来栄えに関しては「2020年の気候はワインに適していて例年通りの品質を維持できそうである」ということです。
新型コロナウイルスの影響で、例年よりも一週間早くフランス国外に抽出することが政府から認められていて、すでに予約もスタートしているので飲みたいと思う方はお早めに予約された方が良いです。
まとめ
ボジョレーヌーボーの評価や賞味期限などについて書いて参りましたが、ひとつ思ったことがあります。
ボジョレーヌーボーが昔ほど騒がれなくなっていて、キャッチコピーをつけて無理矢理にでもブームにしようとしているプロモーション側の思惑があるといることです。
バレンタインのように、チョコレートを渡すと言う文化がしっかり根付いたのも商業的なプロモーションによるものですし、日本でも土用丑の日などは、江戸時代に発明家の平賀源内が、その季節にうなぎが売れないことに悩む店主から泣きつかれて、商業的にプロモートしたものです。
ただ、情報化社会になり、 SNS などで個人が簡単に情報発信し、世の中に影響を与えるインフルエンサーと呼ばれる人たちまで登場している時代なので、様々な不都合な真実が可視化されやすくなっています。
本当に良いものであれば、そして日本人に合うものであれば、これからも脈々と残っていきますし、今後もそうなること期待しています。
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