
最近は、新型コロナウィルスの感染拡大により、テレビ番組までも影響を受けてしまっていますね。
色々な番組が放送されていますが、よくよく調べてみると再放送の番組が多いですが、再放送されても根強い人気番組等のがあります。
映画で言うと「ラピュタ」とかもう鉄板ですね。
今回の記事で取り上げる「浅見光彦シリーズ」も、そんな人気番組の一つですね。
数年前に人気俳優の速水もこみちさんが「浅見光彦」に就任しましたが、あまり回を重ねることなく早々に降板となっていしまいました。
一体何があったのでしょうか。
何やら理由がありそうなので探ってみました。
速水もこみちの現場での評判
「速水もこみちは人気がなかった」ということもいわれていますが、これについては違います。
今日とロケの現場では、あまりにも人気過ぎて、ロケが中止になったほどで、プロデューサーさんも、「これならイケる」と手ごたえを感じていたほどです。
昨今、特技の料理を活かして活躍の場を広げている速水は「『今日は何を作るのかしら?』と言われたり、おばちゃんがおまけしてくれたり。『光彦もやるんですって?』って言われた」と反響の大きさを報告。
自らを「スーパーのアイドル」と名乗ってみせ、笑いを誘った。
また、京都ロケではあまりの人気ぶりに撮影を中断し、結局そのシーンが使えなくなってしまったことも明かされた。プロデューサーの矢口久雄氏は「これはイケるって思っちゃいました」と自信をみなぎらせ「いい番宣になった」とニヤリ。速水は「やっぱりデカいのでそんなやつが走ってると、振り返っちゃう。今後考えて行かないと」と苦笑していた。
引用:https://ameblo.jp/yakyu17/entry-11459752497.html
また、母・幸恵役の女優・佐久間良子さんとも料理の話で盛り上がり、
「初々しい好青年。光彦さんにぴったり」
と絶賛していたのです。
速水もこみちのSNS上での評判
それでは、SNS上では速水もこみちさんの浅見光彦はどう評価されていたのでしょう。
速水もこみちの浅見光彦も好き。
— amioto🧶🎶 (@amiotolife) July 14, 2020
速水もこみちの浅見光彦シリーズ見てて、これ必ず浅見光彦がフラれて終わるのに速水もこみちもフられ続けるとか納得行かない🤔
— ❄️けんけん❄️ (@workaho037304) February 16, 2020
BS-TBSで速水もこみちな浅見光彦が再放送されているけれど、申し訳ないことにオリーブオイルの出番を期待してしまう。
— YUKA@もも散歩 (@Asamikotoe) December 26, 2019
速水もこみちの浅見光彦がダントツで浅見光彦じゃない浅見光彦だった
— 芝あやの/球春(夏)到来! (@saramimogumogu) March 18, 2017
ツイッターを眺めていると賛否両論がありますが、答えが見えてきましたね。
要するに、速水もこみちさんが「イメージと合わない」事が大きな原因です。
ツイッターを見ていると、速水もこみちさんが好きな女性がいて、それとは対極に純粋な昔からの浅見光彦シリーズのファンがいることが分かります。
こういった人気シリーズを支えているのはリピーターである、長年のファンなので、そういった人からの評価が厳しかったのです。
考えてみれば簡単な図式ですが
浅見光彦シリーズファン→浅見光彦シリーズでないとダメ
速水もこみちファン→浅見光彦シリーズでなくても速水もこみちが観れればOK
という事なので、「Moco’s キッチン」で速水もこみちさんのファンになった主婦層は「浅見光彦シリーズ」を観なくなったのです。
それに専業主婦の方の場合だと、旦那さんが帰ってくる夜中は夕飯の支度で忙しいので「別に観なくてもいいか、Moco’sキッチン観とけば」という考えになります。
本当に浅見光彦シリーズのファンの女性でしたら、録画してでも観るでしょうけど、そこまでではないのです。
実際の視聴率の推移
それを裏付けるのが、速水もこみちさんが演じた浅見光彦シリーズの回ごとの視聴率の推移です。
第32作 天河伝説殺人事件 13.9%
第33作 蜃気楼 11.1%
第34作 壺霊 10.3%
第35作 風の中の櫻香 8.6%
どんどん視聴率が下がってきていて、最期には10%を下回ってしまい、平均視聴率は12.3%です。
ところが、沢村一樹さんが演じていた時には、最も視聴率が低い回でも、
12.8%(第28作高千穂伝説殺人事件~歌わない笛~)で、平均視聴率は
15.2%(全18作)です。
しかも、最高視聴率は19.6%(後鳥羽伝説殺人事件)をマークしていて、これは沢村一樹さんが先代の辰巳拓郎さんからバトンタッチをうけての初めての作品でした。
これだけ如実に数字に表れると、もう「速水もこみちさんの浅見光彦が不評で視聴率が低下したため」というのが速水もこみちさん降板の真の理由です。
なかには、こんなことを言う人もいます。
速水もこみちさんは速水いまいちだったんでしょうか?
引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12181112357?__ysp=5rWF6KaL5YWJ5b2m44K344Oq44O844K6IOmAn%2BawtOOCguOBk%2BOBv%2BOBoSDpmY3mnb8%3D
TBSの内田康夫サスペンス浅見光彦シリーズですが、10月30日に放送予定なんですが、平岡祐太さんが主演の新シリーズだそうです。
速水いまいちって・・・(笑)
爆笑してしまいましたが、ちょっと酷いですね。
まとめ
人気シリーズの浅見光彦シリーズについての記事でしたがいかがだったでしょうか。
今後は平岡祐太さんが浅見光彦を演じますが、やっぱり浅見光彦は沢村一樹さんのイメージが強いので、それをいかに覆して、新しい平岡流の浅見光彦を演じられるかどうかにかかっています。

この浅見光彦シリーズは根強いファンがいるのですが、そういったファン層は固定化しているので、高齢化していっているのです。
そこで、末長く続けるために新たなファン層や若者のファン層の獲得を狙っての起用されたのが速水もこみちさんでした。
平岡祐太さんの演技については、一般的にはあまり評価されていませんが、俳優の篠井英介さんは、一緒に「天守物語」の舞台で共演した時に、平岡さんの演技を絶賛しています。
初めての共演ということで篠井は「すばらしいです。最初はどうなることやらと大変心配してたんですが、いまやこの劇世界を背負って立つ大ヒーローに成長し、素晴らしい成長ぶりです。時代劇はむずかしいので、若い方には大変なんですけど、殺陣もすばらしくて見ごたえがあります。なので、平岡は見かけによらずすごい。何しろ顔つきがすばらしく、目の力とか表情というのは作ってもできないもので、心から出てくるものです。祐太君がだんだん立派な男になっていく姿を見てとても楽しい日々を過ごしました」
引用:https://thetv.jp/news/detail/25769/
今回の平岡祐太さんの浅見光彦シリーズへの起用は、篠井さんの言葉からもわかるように、その演技力と、その伸びしろに対する期待からのものです。
今年の夏は、浅見光彦シリーズが再放送されますので、サスペンス三昧してファンになってしまう人が多そうです。
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